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新聞報道消息

Hankyoreh新聞(2010-12-04),韓国

 


「第2回大韓民国韓流産業大賞」特別賞受賞
ワンコリアフェスティバル・キムフィジョン氏 

 
  「大韓民国韓流産業大賞」授賞式が、12月4日午後3時、国会憲政記念館で開催された。「韓流文化産業フォーラム」が主催する本行事は、国家ブランド委員会、農林水産食品部、ソウル特別市、韓国観光公社などが後援した行事で、ワンコリアフェスティバル・キムフィジョン副委員長が、韓流産業大賞特別賞を受賞した。

去る 11月11~12日、ソウルで開催された「G20 ソウル国際首脳会議」で世界的な経済懸案に対する合意が導出され、議長国である大韓民国の位相を世界に示す契機となった。また私たちの伝統文花芸術公演と展示、韓食晩餐などを通じて私たちの伝統文化の優秀さと美しさを対外的に知らせ、文化外交にも大きく寄与した。大韓民国の文化 である「韓流」が、観光産業発展および国家ブランド向上に大きな役割をするだろうという期待感の中で、民間次元の韓流の発展と拡散に大きな契機となる「第2回大韓民国韓流産業大賞」授賞式が開催された意義は大きいと言える。

 

 

 

2010年で2回目を迎えた大韓民国韓流産業大賞は、大衆文化を中心とする韓流を、より大きな範疇の韓流に広げた次元で、韓流を振興させるために企画されたと言う。今回の授賞式は、ドラマ、歌謡、映画、非言語劇、ゲームなど大衆文化だけではなく、伝統文化と韓スタイルである6分野、公演芸術、海外交流分野、観光などで韓流の振興に寄与した個人と団体を対象に授賞された。
シンスンイル韓流文化産業フォーラム会長は「大衆文化が開拓した韓流の基盤の上に、多様な韓国文化とコンテンツが迸り、文化強国としての面貌を備えるとともに、国家イメージを高める役割をするのに本賞がひとつの軸を担うことでしょう。」 と同行事の意義を明らかにした。

2010年の国民的ドラマ 「東夷」と最高のヒット映画である「おじさん(ウォン・ビン、金セロム主演)」、日本列島を熱くしているガールグループ「少女時代」など韓流を代表するアイコンをはじめ、ハングルデザインで有名なデザイナー、イサンボンとニューヨークとパリで韓国の美しさを伝えたデザイナー李ヨンヒ、映画とドラマで韓食の美しさと優秀さを見せてくれた韓国料理研究家・金スチン、私たちの伝統音楽の世界化の先駆者・「スンミョン伽耶琴演奏団」のソンフェジン団長など、伝統文化芸術界の名人たちまで参加し、単なる授賞式ではなく、伝統文化芸術公演、韓食及びマッコリ試食など韓流産業発展のための祭りの場が用意された。

ヨーロッパ音楽界で爆発的な人気を集めている「ソフィアフィルハーモニックオーケストラ」の指揮者イヨンチル、影響力のある親韓人士である日本の女優黒田福美、日本で平和統一の祭りであるワンコリアフェスティバルを 17年間続けて来た副委員長のキムフィジョン氏が特別賞を受けた。また現地で韓食の世界化のために尽力して来た韓国食堂経営者、日本韓流発展協議会,中韓人民友好協会など韓流発展と文化交流に努めてきた機関も賞を受けた
 
 
 

ワンコリアフェスティバルの和合を成し遂げたキムフィジョン副委員長

ワンコリアフェスティバルが日本の大阪城で韓民族だけでなく日本人も大挙参加する国際的行事に成長した陰には,今回韓流産業大賞で特別賞を受賞したキムフィジョン・ワンコリアフェスティバル副委員長の努力が大きかった.

ワンコリア(One Korea)とは、互いに反目と葛藤を繰り返している在日韓国人たちが「一つ」になってワンコリア(南北統一)の象徴になり、分断祖国と海外同胞たちのパイプ役を担おうというものであり、これを通じて分断を克服して統一実現に貢献するコリアの平和統一およびアジアの平和に寄与することを目的としている。また、究極的には世界市民と繋がる「アジア市民」創出のための「アジア共同体」を志向している。
韓流の熱風で日本人が大挙参加しているだけでなく、中国、タイなどアジアの人々も含め約3万名が参加する大きな行事として26年間、大阪および東京で開催されている。

 

作成者 : 貞徳数(詩人) ヤンフィウンの歌「寒渓嶺」原作者

     
 
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